肩こり

東洋医学では、原則として【氣】という存在を、大前提に考え作り上げられています。
これは漢方や鍼灸・整体など、いずれの東洋医学の方法でも同様に【氣】という概念をもって判断・施術などにあたっていくものです。

しかしながら、現在おこなわれている漢方や鍼灸・その他の東洋医学的な施術には、この【氣】という考えを無いものとしている場合が非常に多くあります。
したがってそのようにして施されている方法では、本来の東洋医学とは違う効果や結果になることは当然でありましょう。
当院の施している「氣功三鍼法」は、東洋医学の基本である【氣】や【陰陽】・【五行】などの考え方を非常に重要なもとして位置づけながら、必要に応じて西洋医学的な手法も組み合わせていきます。

そうすることで本来の東洋医学の効能を充分に発揮しながらも、東西医学の融合した幅広い視点と結果をみることが出来るようになってきます。

古来、東洋医学では「氣が滞ると、血が滞る」と言われ、氣を流すことで血行が改善されます。そうして、脳血管系をはじめとする全身的な血行を促し、症状の改善を図るとともにストレスを軽減し脳の活性化を行います。
脳は全身のコントロールをつかさどっている司令塔ですから、この機能を高めることで効率的に改善を期待できるようになります。特に肩こりは、ストレスなど心の影響を強く受けていることが多い症状です。

また心と体は、密接につながっていることは、よく知られているところです。心に悩みや辛さを長く抱えていると、それらに関係した体の各部分に症状だけでなく、姿勢の歪みも発生してきます。したがって、そのようなケースではカウンセリングで問題を解消するように進めてまいります。
これにより、今まで「どこに行っても改善しなかったという頑固な肩こりも、問題解決を目指すことが出来るのです。